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エコミュージアム寺子屋事業のひとつ水とくらしの探検隊は、水土里ネット朝日町（土地改良区）との主催で今年五年目を迎えました。今回は和合堰をテーマに、和合小学校４年生親子学年行事に企画を組み入れていただき、町内の小学生を含め総勢６０名の参加で６月１９日に実施しました。 案内人を引き受けてくださいました和田さんは、和合の堰守を長年勤められ、堰水のことに関しては水神様と称えられる程の第一人者です。同じく案内役を勤めていただいた菅井進さんは、歴史的観点から助言をいただきました。お二人の経験談を元にこの企画は、準備の段階から菅井さんを中心とする学年委員の方々や区民の皆さんから大変御世話になりました。下見から草払い、崖崩れ地帯の道普請から安全確保の為のロープ張りまでご配慮いただきました。 当日は天気に恵まれ、探検するにはもってこいの日和りとなりました。意気揚々と集合した参加者は「お米の出来るまで」「紙芝居和合堰」等を真剣に聞いて勉強しました。水源地・五番御神酒湧水を見学した後、古槙揚げ口から徒歩探検のはじまりです。断崖絶壁をぬうように堀り切られた和合堰を維持管理する大変さは、和田さんの生の体験談を通し心に残りました。中でも真っ暗な隧道を通るのは初めてで、感嘆の声でいっぱいでした。親子で楽しく一日中学んだ和合堰探検は、生きる知恵と多くの感動を与えてくれました。 |
