朝日町ふるさとミニ紀行 vol.6

国指定重要文化財 佐竹家住宅見学会 ご報告

日 時 2009年 7月12日(日)午前10:00〜
主催 / 朝日町エコミュージアム案内人の会

協力 /NPO法人朝日町エコミュージアム協会






報告/安藤竜二 写真/渡邉陽子(案内人の会事務局)


国指定重要文化財 佐竹家住宅を訪ねました。


当主の佐竹恒雄さんに案内いただきました。


まずは外回りについて聞きました。


萱の上に木羽を葺き、その上にさらに萱を葺く
めずらしい作り。




地元の屋根葺き職人のもと佐竹さんも助手をし、
毎年少しずつ葺き直すそうです。


代々祀ってきた八幡権現様。


■メモしたこと
・火事にあって建て替えられた270年ほど前の建物。手前の屋敷も一緒に建てられた。
・便所の建物は火事をまぬがれたのでもっと古い。
・現在の玄関は勝手口だった。(集合写真の右側の大きな障子戸が本来の玄関)
・裏側の土手下は沼だったのが電源開発時に土砂が流れ込み埋まった。
・裏にあるつるべ井戸は高台にあるのでものすごく深くなっている。
・クリやミズナラの大木がある。
・内部に馬屋や使用人の就寝場所もあった。
・現在も使用している石をくりぬいたかまど。
・床下の食品などの貯蔵庫。
・十一面観音様をご本尊とする仏壇。
・丸みのあるなげし。
・天井の竿ぶちの方向が床の間に向かう特別な造り。
 (たくさんお聞きした一部です)



そしていよいよ内部を…。
(お住まいの内部写真は撮影しませんでした)


白鷹町や東根市からも参加いただきました。
佐竹さんありがとうございました。


見学についてお願い
佐竹家住宅は佐竹さんご家族がお住まいの建物です。建物や敷地内に無断で入らないようお願い致します。見学は朝日町エコミュージアム電話0237-67-2128にご相談いただくか、毎年行っている見学会にご参加下さい。佐竹さんは見学受付けはしておりません。


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