リトルライトネットワーク事業

大震災から15年の神戸・伊丹を訪ねる

日時 
2010年 1月 16日〜18日

 山形県内各地の多くの皆さんと15年間にわたり、
被災地の追悼行事で使うロウソク作りに協力してきました。
おこがましいこととは思いつつ「感謝状」を受け取りに、
5年ぶりの阪神淡路大震災被災地を訪ねてきました。

            


1月16日午後。
まずは伊丹市昆陽池公園で行われる「阪神淡路大震災追悼の集い」に手伝いに。
会場ではすでにロウソクを立てるための砂の準備が整っていました。
今年のテーマは「ぬくもり」。とてもやさしいデザインでした。




寒河江高校の生徒会や野球部の生徒たちが
メッセージを書いてくれたロウソク

 


酒田市社会福祉協議会の菅原さんと
寒河江高校養護教諭の柴田さんと
大学生のお嬢さん 、
まもなくたつのこ保育園の三人とも合流





14年前のクリスマス。 山形の600人で作った
手作りロウソクの配り先を探し、
一緒に配布を手伝って下さった森信子さん
最もお世話になった方です



仙台市八木山地区の皆さんが作ったロウソク


記帳所の受付という大役も

犠牲になられた6434人分のロウソク


赤松弘揮実行委員長 
塾の教え子を震災で亡くしたのがきっかけで
この追悼の集いが始まりました



いよいよ点灯
震災のあった12時間前の5:46までに
完了しなければなりません

しかし、今年も意地悪な風に消され、繰り返し灯し、必死で炎を守ります
それは未だ荒ぶる魂を慰めるための生きている者の務めのような気がしました

 

 



今年も5:46が近づくと風が止みました。
そして、12時間前の一回目の黙祷の時間を迎えました
ともしびは震災のあった午前5:46まで灯し続けます。



1月17日午前4:00。神戸市三ノ宮東遊園地「阪神淡路大震災1.17のつどい」 会場


まだまだ暗い東遊園地。
山形の防寒着でも寒さが染みてくる。


大勢のボランティアが集まりはじめ、
ロウソクを浮かべる作業が始まりました。

5:00点灯開始


優しく灯る山形産のロウソク

気付くと身動きも取れない程大勢の人たち



一つの灯りは亡くなられた一人の灯火
一つでも消えているのは亡くなった方に申し訳ないとみんなで点灯を続けます


そして、 震災のあった5:46の時報とともに実行委員長の「黙祷」の声
涙と嗚咽。まだまだ終わっていないことを、終われるはずのないことを痛感しました

 



協力団体名の入った竹筒が
並べられていました 寒河江高校

高堂町内会(山形市)

たつのこ保育園(山形市)

山形東高校

置賜地区の高校JRCを
盛り上げて下さった八木先生

山形西高校

一緒に送ったメッセージも紹介されてありました

午前9:00 中島正義実行委員長

協力した個人や団体の一人一人に
感謝状を手渡して下さいました



リトルライトネットワークに贈られた感謝状
これまで参加下さった多くの皆さんの賜物です




こちらからもお渡した感謝状

 



新しい復興のシンボルとして昨年秋に完成した鉄人28号 神戸の守護神

 

 



徴章山からみた神戸。
以前にお世話になった西宮高校の石井先生がとっておきの風景を案内して下さいました。
海と山と都市、何度も神戸を訪ねましたがはじめて見る美しい風景にうっとりしてしまいました。

 

 

 

 

石井先生(写真左から2番目)には、
人と未来防災センター鉄人28号
おいしいお店にまでご案内いただきました。
石井さんの震災の日のことも教えていただきました。
突然にも関わらず、車まで走らせて下さり
心から御礼申し上げます。



夕方からもう一度点灯ボランティアに参加

 



神戸市役所

終わらない 1.17

 

 


震災を知らない子供たちもたくさん参加



終われ
ない 1.17

 

 



終わらせない 1.17

 

 



18日朝。竹筒の水を集めて捨て、ロウを分別し、竹筒をトラックに投げ込む作業
指示されたわけではないのに、米粒よりも小さなロウ屑までせっせと拾い集めていらした
きっとそつなく終わらせることが鎮魂であり、また一年がんばるためのはじまりとなる

 

 



15年も経つのにますます神戸に引き寄せられてしまう

 

 

東遊園地の一角にある
「慰霊と復興のモニュメント」



地下には
亡くなった6434人の名前が記されている
今年も最後に頭を下げに訪ねました

 

 

 


希望の灯り

山形まで市民ランナーが運んで下さったのを
文翔館前で6434本に灯したこともありました

 

 



いつもの風景に戻った東遊園地。
14年前のクリスマスイブ。余ってしまった100本の手作りロウソクを並べて配った場所


その後、朝日新聞神戸支局の角田陽子記者が、
追悼のつどいを計画していた中島さんと私をつなげて下さりロウソク製作協力が始まったのです

 



神戸新聞

生田神社


滞在中、多くのみなさんが会いに来て下さりまたお世話していただきました。
やさしい気持ちをいっぱいいただき、またも励まされて帰された気がします。
皆さん、本当にありがとうございました。
また行きます!

リトルライトネットワーク 代表 安藤竜二

(2010.1月記)

 

 

参考/リトルライトネットワーク活動 10年をふりかえって(平成17年8月記)


ハチ蜜の森キャンドル