1月16日午後。
まずは伊丹市昆陽池公園で行われる「阪神淡路大震災追悼の集い」に手伝いに。
会場ではすでにロウソクを立てるための砂の準備が整っていました。
今年のテーマは「ぬくもり」。とてもやさしいデザインでした。
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寒河江高校の生徒会や野球部の生徒たちが
メッセージを書いてくれたロウソク
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酒田市社会福祉協議会の菅原さんと
寒河江高校養護教諭の柴田さんと
大学生のお嬢さん 、
まもなくたつのこ保育園の三人とも合流
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14年前のクリスマス。 山形の600人で作った
手作りロウソクの配り先を探し、
一緒に配布を手伝って下さった森信子さん
最もお世話になった方です
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仙台市八木山地区の皆さんが作ったロウソク
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記帳所の受付という大役も
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犠牲になられた6434人分のロウソク |
赤松弘揮実行委員長
塾の教え子を震災で亡くしたのがきっかけで
この追悼の集いが始まりました
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いよいよ点灯
震災のあった12時間前の5:46までに
完了しなければなりません
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しかし、今年も意地悪な風に消され、繰り返し灯し、必死で炎を守ります
それは未だ荒ぶる魂を慰めるための生きている者の務めのような気がしました
今年も5:46が近づくと風が止みました。
そして、12時間前の一回目の黙祷の時間を迎えました
ともしびは震災のあった午前5:46まで灯し続けます。
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1月17日午前4:00。神戸市三ノ宮東遊園地「阪神淡路大震災1.17のつどい」
会場 |
まだまだ暗い東遊園地。
山形の防寒着でも寒さが染みてくる。
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大勢のボランティアが集まりはじめ、
ロウソクを浮かべる作業が始まりました。 |
5:00点灯開始 |
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優しく灯る山形産のロウソク |
気付くと身動きも取れない程大勢の人たち |
一つの灯りは亡くなられた一人の灯火
一つでも消えているのは亡くなった方に申し訳ないとみんなで点灯を続けます
そして、 震災のあった5:46の時報とともに実行委員長の「黙祷」の声
涙と嗚咽。まだまだ終わっていないことを、終われるはずのないことを痛感しました
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